私と私たちについて

私は、中学生と高校生の子どもがいるシングルマザーです。

そして、 指定外難病の障害者でもあります。

 

2018年3月28日の朝日新聞30面・31面の見開きで、大学SDGsアクション・アワードのことが載っています。この中の「オーディエンス賞」を受賞した発表こそ、私と子どもたちの窮状を知り、東大の学生さん(尾川さん)が力になってくれようと考えてくれた「もう一つの家族バンク」です。

 

私のように、障害基礎年金を受給していると児童扶養手当を同時に受給することはできません。ところが、児童扶養手当受給者リストがひとり親家庭リストとしても使われているため、親に障害のあるひとり親家庭は、ひとり親家庭向けの民間サービスをも受けられなくなります。

 

そこで尾川さんは、支援者コミュニティー「もう一つの家族バンク」を形成し、病気や障害を抱えてしまったひとり親家庭の子どもたちを中長期的にサポートする新しいシステムのアイディアを考え出してくれました。

私が難病を発病してから、子どもたちの面倒はおろか、家事さえするのも難しくなり、小学生だった2人の子どもたちには、大きな負担をかけただけでなく、遊園地や旅行などのレクリエーションに連れ出すこともできなくなってしまいました。

 

役所に窮状を相談すると、子どもたちを施設に預けるように言われ続け、絶望に涙したことが何度もありましたが、友人たちが力を貸してくれたこともあり、なんとか親子三人これまでやって来れています。

 

障害を持つひとり親家庭では、一人で養育を担い、障害をも抱え、時間も体力もない上に少数でもあるため、当事者同士がつながりにくく、問題が見えづらい状況にあります。

このまま状況が変わらなければ、障害を持つひとり親家庭では、病状が悪化してしまったり、一家離散となるケースが何十年も続いていくことでしょう。

 

大学SDGsアクション・アワードでの尾川さんの提案をきっかけに、「この生きづらい社会を、手を取りあって、一緒に声を上げ、のりこえて行きましょう!」と、一緒にこの問題を世の中に発信し、解決して行こうと言ってくれる仲間が出来ました。

 

 

「障害ひとり親に関する法改正を求める会」の誕生です。